【新着情報】2025.11.26 《災害備蓄⑥》

ローリングストック方式と配慮

 

『ローリングストック(循環備蓄)を心掛けましょう。』

ローリングストックとは、「賞味期限の迫った災害食を日常生活の中で消費し、買い足して循環していくこと。」を言います。

購入⇒備蓄⇒消費⇒購入⇒備蓄⇒消費 ・・・ のサイクルを上手に回しながら適切な備蓄量を確保する方式です。

自身で「災害の日」を設定し、インフラが遮断された想定での防災訓練を行う機会に、必ず備蓄している水や食料品を消費し、普通に飲食できるか? 腐ったりカビたりしていないか? を確認し、次に備える飲食物の選択もあわせて検討します。

 

《実行のポイントは、古い物から消費する事。》

新しく購入した物から消費していたのでは備蓄品がどんどん古くなり、使用・賞味期限を超えてしまいます。

必ず期限が近い物から消費します。

・普段の生活で使用する食料品でも、工夫することで備蓄として活用できます。

・被災後の疲労やストレスを感じている時は、甘いものが少しでもあればゆとりが出来ます。

・高齢者、乳幼児、慢性疾患、食物アレルギーなども考慮して備えましょう。

 

備蓄に配慮が必要な方

《女性にとって必要な物》

・生理用品

・生理用ショーツ

・化粧品

《乳幼児にとって必要な物》

・液体ミルク

・哺乳瓶

・紙おむつ

・おしり拭き

・抱っこひも

・着替え

《高齢者にとって必要な物》

・高齢者用食品(アルファ米、野菜スープでおじやを作る)

・常備薬(処方箋)

・老眼鏡

・補聴器

・入れ歯

・大人用おむつ

・口腔ケア用品

 

ご自身やご家族、会社等で必要な備蓄品は定期的にその内容や量を確認し、いざという時に対して不安が無いように備えましょう。