【新着情報】2025.10.27《災害備蓄②》

備蓄とはなにか?

災害発生時に備え、日頃から保存できる“水”や“食料”“生活用品”をストックしておくことで、電気・ガス・水道等の生活インフラと言われるライフラインがストップした時に生き延びるために役に立つ品々を準備することです。

《例》“水” “食料” “生活用品” “寒中電灯” “簡易トイレ” “毛布” “救急用品”等々

災害が発生した場合、ライフラインの復旧にどれ位の時間が必要なのか?

《電気:2日~6日》    ※被災の範囲や地域によっては1~3か月程度の場合も

電気は一番早く復旧することが知られています。

電線が地上にある場合が多く、復旧作業が比較的容易で、被害規模にもよりますが早ければ2日、遅くても5~6日程度で復旧されると想定できます。

但し、電線だけでなく電信》設備が破損した場合は復旧に時間がかかることがあります。

《水道:30日~60日  ※被災の範囲や地域によっては3~6か月程度の場合も地中管の水漏れなどの配管を順次継いでいくため日数を要します。

応急の復旧工事で災害発生から約2週間で50%、約2ヶ月で95%までの回復が予想されています。

《ガス:30日~60日》  ※被災の範囲や地域によっては3~6か月程度の場合も都市ガスは電気や水道に比べ復旧が鈍く、工事が地中となりガス漏れの危険が伴うため容易ではありません。

復旧率は2ヶ月で最大80%程度の想定です。

《下水道》

下水処理場の被害規模の程度で地域により大きく異なりますが、早い場所では約1ヶ月後に復旧ができ、遅い場所では3~6ヶ月かかる場合もあります。

《ごみ収集》

ごみ処理施設が被害を受けた場合、定期的な回収業務は変則となり、状況にもよりますが約2週間程度で従来の状態に戻ると予想されますが、瓦礫の撤去などでさらに時間を要する場合もあります。

 

以上のように、被災前の生活に戻るまでの間は、行政によるインフラ復旧のスピード次第となってしまいます。

その間は『自分の命は自分で守る。』

自助の意識をもって災害備蓄を積極的に心掛けましょう。