【新着情報】2024.8.20

【LCPとBCP】

LCP(生活継続計画)とは、全ての人々が、自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭  遇した場合において、日常生活における被害を最小限にとどめ、早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における生活継続のための方法や手段などを決めておく計画のことです。

緊急事態は突然発生します。

家庭内においても備えが出来ていないと不測の事態に対応できないばかりか、復旧復興に対しても後れを取ることになり、最悪の場合、家族離散や人命の損失につながってしまいます。

 

BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。

緊急事態は突然発生します。

有効な手を打つことができ無ければ、特に中小企業は、経営基盤の脆弱なため、廃業に追い込まれるおそれがあります。

また、事業を縮小し従業員を解雇しなければならない状況も考えられます。

緊急時に倒産や事業縮小を余儀なくされないためには、平常時からBCPを周到に準備しておき、緊急時に事業の継続・早期復旧を図ることが重要となります。

こうした企業は顧客の信用を維持し市場関係者から高い評価を受けることとなり、株主にとって企業価値の維持・向上につながるのです。

 

LCP・BCP策定の6つの手順

1. 基本方針策定

2. 運用体制決定

3. 中核事業と復旧目標を設定

4. 財務診断と事前対策を実施

5 .緊急時の対応の流れを事前に決める

6. 定期的に訓練を行い、より高いレベルにブラッシュアップ