【新着情報】2024.11.27

キーワードは『想定外』

 

防災は、私たちの生活全般に関わってくることです。

そのため備えるべき範囲が広く、100%の備えを目指すのは簡単なことではありませんし、災害がある度に繰り返される「想定外」の多さを考えると、100%の備えが存在するのか?と疑問に思うこともあります。

だからと言って、まったく備えないというのでは、財産や命、未来を守ることは出来ません。

「震災は起こると聞いていた。だけど、まさか自分が被災者になるなんて思っていなかった」

「机の下に潜っていても、横からの飛んでくる電化製品が凶器になった。」

「揺れが大きく懐中電灯や携帯は部屋のどこに行ったのかわからず暗闇で彷徨った。」

「幼い子どもを連れて、避難所には行けなかった。」

「子どもが非常食を食べてくれなかった。」

「体の不自由な高齢者を避難させることが難しかった。」etc

防災を後回しにしてしまう理由は、MMK【M:メンドウ、M:(災害が起こらなかったら)M : ムダ、K:(お金や負担が)カカル】だそうです。

自分たちでも、実際に防災を始めてみると、真剣に取り組んでいるつもりでも、防災がどこか他人事になってしまっていないか?ということです。

災害時に本当に役に立つ備えをするためにも、防災は日常生活の延長上にあるべきです。

日常生活の中では想像できない『想定外』が起こるのが災害です。

防災に対する準備を妨げる要因“MMK”を取り除き、個人や会社のスタイルにあった防災を実践することが命や財産、未来を守る防災になるのではないでしょうか。